マイル上級コース
Ch4: マイル単価を最大化する発券術
Chapter 4

マイルは「使い方」で
価値が10倍以上変わる

同じ1マイルでも、国内エコノミーで使うか国際線ファーストで使うかで価値は5倍以上の差。1マイル=5円も15円もありえる世界です。

この章の数字は 2026年5月時点 のものです。使用価値の感覚値は時期で変動します。
きほん

ストップオーバーの
基本ルール

項目内容
定義乗継空港で24時間を超える滞在
24時間以内トランジット扱い(SO不可)
ANA提携便往復で1回のみ(往路または復路のいずれか)。片道発券時はストップオーバー不可
ANA自社便条件は提携便と異なる。制限が多い
JALワンワールド途中降機最大7回(Ch3)

ANA公式 特典航空券 ご利用条件

ストップオーバー
具体例(ANA提携便)

出発地SO地目的地
東京ソウルバンコク
東京シンガポール欧州各都市
東京香港東南アジア各都市

※ ANA提携便は国際線扱いの旅程内でのストップオーバー。国内線区間や条件次第で組めない経路もあるため、最終確認はANAマイレージデスクで。

1特典で2都市以上滞在
同じマイル数で訪問都市が増える=マイル単価は実質2倍。家族旅行や周遊好きには絶大なテクニックです。
チェック

SOの境界線

Q. ストップオーバー扱いになるのは何時間を超える滞在?

12時間を超える
24時間を超える
48時間を超える
そのとおりです。24時間以内はトランジット、24時間を超えるとストップオーバー扱い。境界ギリギリだとリスクがあるので余裕を持つのがコツ。
正解は「24時間を超える」。24時間以内はトランジットで、ストップオーバーとしてカウントされません。
応用

オープンジョーの
組み合わせ

オープンジョー = 出発地と到着地を別にできる仕組み。

例:東京発・東京帰着の欧州周遊
東京 → ロンドン
(陸路でロンドン→パリ)
パリ → 東京

陸路の移動は自由旅程として計算外。1特典で複数都市を旅程に組み込めます。

応用

ストップオーバー ×
オープンジョーで
マイル単価が倍に

この2つを組み合わせると、1特典で3〜4都市滞在できることも。

欧州旅行での例
東京 → シンガポール(SO・滞在)→ ロンドン
陸路でロンドン→パリ
パリ → 東京

1特典でシンガポール・ロンドン・パリ+陸路の自由旅。マイル単価は通常の単純往復の3倍以上
数字

1マイルの使用価値
(用途別)

用途1マイルの価値
国内線エコノミー2〜3円
国際線エコノミー4〜5円
国際線ビジネス約10円
国際線ファースト約15円
(最大)
SOで2都市巡り実質2倍

※ 2026年5月時点の感覚値。現金価格・時期で変動。

チェック

最も価値の高い使い方

Q. 1マイルの使用価値が最も高いのは?

国内線エコノミー
国際線エコノミー
国際線ファースト
そのとおりです。国際線ファーストは約15円/マイル前後の価値感(路線・時期で変動)。国内エコ(2〜3円)の5倍以上で、マイルは「上に振る」ほど価値が出ます。
正解は「国際線ファースト」。約15円/マイルで、国内エコ(2〜3円)の5倍以上の価値です。
考え方

「損切り」思考
取得単価で判断する

マイル単価 = 使用価値 − 取得単価(初心者Ch1の延長)

NG例
取得単価1円のマイルを国内エコ2〜3円で使う → 取得コストが価値の半分以上。お得感薄い。
OK例
取得単価1円のマイルを国際ビジ10円で使う → 価値10倍。これがマイラーの王道。
判断軸

取得単価別の
使い分け

取得単価 0.5円以下
ANAカード決済ボーナス・キャンペーンマイル等。国内線特典でも十分元が取れる範囲。
取得単価 1円前後
ポイントサイト経由・通常クレカ決済。国際線ビジ以上で使うのが合理的。
取得単価 2円以上
フライト直接積算・有償購入等。マイル発券のメリット薄れる。現金購入を検討。
改定

2026/5/19以降の
重要変更

① ANA提携便の片道発券正式対応
ストップオーバー設計の自由度がさらに増加。今までWebで組めなかった旅程が、片道×複数の組合せで実現可能に。
② 国内線の予約ルール国際線共通化
同搭乗分から、国内線特典の予約開始時刻も9:30→9:00に統一。国際線と同時刻で動けるようになり、ストップオーバー的な設計も組みやすくなりました。

ANA提携航空会社特典航空券 ご利用条件

注意点

単価最大化で
やりがちなミス

① 24時間ギリギリでトランジット扱い
SOを狙ったつもりが23時間50分でトランジット判定。余裕を持って26時間以上とるのがコツ。
② オープンジョーの陸路距離を過大に
東京→ローマ/パリ→東京で、ローマ・パリ間を電車1日移動はOKだが、ローマ・モスクワ間は現実的でない。
③ 損切り判断ができず低単価で消化
「期限が近いから」と国内線エコで使い切る → 取得コストの大半を捨てる結果に。期限管理の早期化を。
まとめ

Ch4 で学んだこと

この章の要点

1. ストップオーバー(24時間を超える滞在)で2都市滞在(ANA提携便は往復で1回のみ・片道発券時は不可)

2. オープンジョーで出発地と帰着地を別に

3. 国際線ファースト=15円/マイル前後が最大価値

4. 取得単価×使用価値で「損切り」判断

今すぐやること

自分のマイルの取得単価を概算で計算
次に行きたい目的地でSO候補を1つ書き出す
OJ活用の欧州周遊プランを試しに組む
Chapter 4 完了!
マイル単価を最大化する
発券術が身につきました。
関連チャンネル
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正解数
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ANA+JAL+外資系マイル5選を学びます。
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