マイル上級コース
Ch3: JALワンワールド世界一周
Chapter 3

ANA世界一周は終了。
主役はJALワンワールドへ

ANAスターアライアンス世界一周特典航空券は2025年6月23日をもって新規発券終了。いま世界一周を組むならJALワンワールド特典航空券が主役です。

この章の数字は 2026年5月時点 のものです。必要マイル数はJAL公式チャートで都度確認してください。
ルール

JALワンワールド特典の
基本ルール

項目内容
区間数1特典で8区間まで(地上移動 surface sector は区間数に含まない)
地上移動旅程全体で1回まで設定可(途中降機1回としてカウント・距離は総旅程に算入しない)
途中降機(ストップオーバー)24時間を超える一都市滞在。旅程全体で最大7回、1都市1回まで。日本発着では日本国内の途中降機は不可
大陸またぎ大西洋・太平洋を1回ずつ横断(必須条件)
出発・到着開始国と終了国は同じ国(日本発なら日本に戻る)
方向東回り or 西回り(逆回り不可
有効期限旅行開始日から1年間(発券から1年以内に旅行開始)

JAL公式 ワンワールド特典航空券 ご利用条件

数字

必要マイル数
(エコノミー・総距離別)

総距離(マイル)必要マイル
11,001〜12,00060,000
12,001〜14,00070,000
14,001〜20,00090,000
20,001〜25,000120,000
25,001〜29,000140,000
29,001〜34,000150,000
34,001〜50,000160,000

JAL公式 必要マイル数チャート

凄い

ビジネスクラスで
世界一周は12〜16万マイル

JAL公式記事の事例
120,000マイル
で世界一周ビジネスクラスを発券

中級コースで貯めた40,000〜50,000マイルの3倍程度で、ビジネスで世界を一周できる計算です。

JAL trico「12万マイルで世界一周ビジネスクラスの旅」

チェック

途中降機の回数

Q. JALワンワールド特典の途中降機は何回まで?

3回まで
5回まで
7回まで
そのとおりです。途中降機は最大7回までで、1都市1回・地上移動も1回とみなします。なお区間数は8区間まで(surface sector除く)、大西洋・太平洋を1回ずつ横断、開始国=終了国の各条件も必須です。
正解は「7回まで」。区間数は8区間まで(surface sector除く)、開始国=終了国、大西洋・太平洋を1回ずつ横断(一方向)の各条件もあわせて満たす必要があります。
考え方

ルート設計の
軸都市

途中降機は最大7都市滞在(区間数は8区間まで使えるので、滞在しない乗継区間で柔軟に組めます)。以下の軸都市から選ぶと組み立てやすい。

欧州: ロンドン(BA)/ マドリード(IB)
中東: ドーハ(QR)
アジア: 香港(CX)
北米: ニューヨーク(AA)/ ダラス(AA)
新加盟組: ハワイアン(HA・2026/4加盟)/ フィジー(FJ)/ オマーン(WY)

ルート組み立て
具体例

西回り(西へ進む)の例:7都市滞在プラン
東京(HND/NRT)

香港(HKG)滞在

ドーハ(DOH)滞在

マドリード(MAD)滞在

ロンドン(LHR)滞在

ニューヨーク(JFK)滞在

ダラス(DFW)滞在

ロサンゼルス(LAX)滞在

東京

滞在7都市・8区間の例。区間数は8まで使えるので、滞在しない乗継区間で柔軟に組めます。大西洋(マドリード→ニューヨーク)と太平洋(ロサンゼルス→東京)を1回ずつ横断、開始=終了が日本、という条件を満たしています。

実務

忘れがちな
実務ポイント

パスポート残存
各国で必要な残存期間が異なる(多くは6ヶ月以上)。出発時点ではなく最終帰国時点で必要日数を満たすかチェック。
ビザ要件
米国(ESTA)・カナダ(eTA)・英国(ETA、2026年導入)・各国独自ビザ。事前申請が必要なものは旅程確定後すぐに準備。
乗継時間
国際線→国際線は最低2時間。同一アライアンス内でも空港・ターミナル間移動で時間がかかることも。
チェック

必要マイル数の決まり方

Q. JALワンワールド世界一周の必要マイル数は何で決まる?

区間数
総距離(マイル)
滞在日数
そのとおりです。「総距離」で決まります。区間数(8まで)や滞在日数(1年以内)はルール内であれば必要マイル数には影響しません。
正解は「総距離」。区間数(8まで)・滞在日数(1年以内)は別枠のルールで、必要マイル数自体は総距離で決まります。
別案

ANA派の代替案
「片道発券コンボ」

2025年6月24日以降、ANAでも片道発券が可能に。片道発券×3〜4本で複数都市周遊プランを組めます。

片道コンボの例
① 東京 → ロンドン(片道発券)
(ロンドンで数日滞在)
② ロンドン → ニューヨーク(別発券)
(NYで数日滞在)
③ ニューヨーク → 東京(別発券)
比較

片道コンボの
メリット・デメリット

メリット
各発券が独立しているため、1区間のキャンセル・変更が他に影響しない。柔軟性が高い。
デメリット
マイル数の合計はワンワールド世界一周より多くなる傾向。世界一周特典のような距離制ボーナスは効かない。

判断軸
確実に行きたい都市が明確で、途中での予定変更可能性がある → 片道コンボ
マイル単価重視・1年以内に消化できる → ワンワールド世界一周

準備

発券前
チェックリスト

パスポート残存6ヶ月以上(最終帰国時点で)
各国のビザ要件確認(ESTA/eTA等)
途中降機の最適化(最大7回フル活用 or 余裕をもつか)
区間数は8以内(surface sector除く)、開始国=終了国、大西洋・太平洋を1回ずつ横断
有効期限内で全旅程を終えられるか(1年以内)
空港乗継時間(国際→国際は最低2時間)
必要マイル数を距離計算で見積もる
注意点

世界一周で
やりがちなミス

① 距離計算のミス
総距離区分の境界(例: 14,001マイル)を1マイル超えるだけで20,000マイルアップ。Great Circle Mapper等で事前計算。
② 逆回りを組み入れる
東回りor西回りで一方向のみ。途中で逆方向の区間を入れると組めない。
③ 有効期限超過
発券から1年以内に旅行開始。旅行開始から1年以内に終了。両方を満たすスケジューリングが必要。
まとめ

Ch3 で学んだこと

この章の要点

1. ANA世界一周は終了。主役はJALワンワールド

2. 8区間まで(surface sector除く)・途中降機最大7回・有効1年・東/西回り(一方向)・開始国=終了国・大西洋と太平洋を1回ずつ横断

3. 必要マイルは総距離別 60,000〜160,000

4. ビジネスで世界一周は12万〜16万マイルが目安

今すぐやること

JAL公式の必要マイル数チャートをチェック
行きたい滞在都市(最大7都市)を仮で書き出してみる
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Chapter 3 完了!
世界一周特典の
組み立て方が見えました。
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ストップオーバー・オープンジョーで1特典の価値を倍にします。
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