ホテル上級コース
Ch2: マイルへの交換判断
Chapter 2

マイル交換は
「最後の手段」

ホテルポイントを航空マイルに交換できる仕組みは便利。でも結論を先に言うと、原則として宿泊で使った方がお得です。それでも交換した方が良いケースを学びます。

この章の数字は 2026年5月時点 のものです。交換レート・キャンペーンは頻繁に変わるので、最新は各公式で確認してください。
レート

3社の
マイル交換レート

ブランド交換レート
マリオット3pt → 1マイル(60,000pt→25,000マイル+5,000ボーナス)
ヒルトン10,000pt → 1,500マイル(航空会社により異なる・実質的に不利な交換)
IHG10,000pt → 約2,000マイル(40社+提携)

マリオットの「60,000pt一括=25,000マイル+5,000ボーナス」が最良。ヒルトンの交換は基本的に損です。

計算

使用価値で
損益分岐を計算

マリオット 60,000pt の使い道比較

パターンA(宿泊): 1.0円/pt × 60,000=60,000円分
パターンB(マイル): 30,000マイル × 2円相当=60,000円分

使用価値はだいたいイーブン

ただし、特典航空券は混んでいる路線では取れない。「マイルの使い道がない時の保険」として認識する程度が現実的。

特殊

マリオットの
「60,000一括ボーナス」

マリオットは60,000pt単位で一括交換すると追加5,000マイルがもらえる仕組み。

交換量マイル獲得取得単価
3,000pt1,000マイル低(標準)
60,000pt25,000+5,000=30,000マイル高(一括ボーナス)

交換するなら必ず60,000単位で。3,000ずつ細切れに交換すると損。

合理的

交換が
合理的な3パターン

パターン1: マイルが少し足りない時
例: 特典航空券に5,000マイル不足。マリオット15,000pt(5,000マイル相当)で穴埋め
パターン2: ホテルポイントが余って使い道がない
有効期限切れリスクがある時の延命策。ヒルトンは活動継続でも期限延長可なので、マリオット・IHGに多い
パターン3: ステータス取得のFOP/PP代わり
マイル積算には貢献しないが、特典航空券で稼いだマイルを発券に回せる
チェック

マリオットの
マイル交換ルールは?

Q. マリオットからマイル交換するとき、最もお得なのは?

3,000pt単位で何度も交換する
60,000pt単位で一括交換(5,000マイルボーナス)
交換量は関係ない
正解! 60,000pt一括交換で25,000マイル+5,000ボーナスマイル=30,000マイル。3,000pt単位だと20,000マイルにしかなりません。
正解は「60,000pt一括交換」。一括ボーナス(5,000マイル)が付くため、細切れより圧倒的に得です。
非推奨

交換しない方が
良いケース

こうなると損
・「いつかマイルで旅行に使うかも」だけの理由
・3,000pt単位で細かく交換
・ヒルトンからの交換(実質10pt→1マイルは大幅損)
・特典航空券の使い道が決まっていない時
・マイル交換キャンペーン以外の通常交換

「ホテルポイントがある=マイルにも使える」と捉えるのではなく、「最後の保険」と捉える。

IHG

IHGの
マイル交換

IHGは40社以上のマイルプログラムと提携。交換先の選択肢が多いのが強み。

レート
10,000pt → 約2,000マイル多くのプログラム
キャンペーン時ボーナス20〜50%上乗せ
強み
・他社が交換できない外資系航空会社にも交換可
・年に数回、ボーナス付きキャンペーン
・IHGポイントが余る運用には向いている
キャンペーン

キャンペーンを
狙う

ホテルポイント→マイル交換のキャンペーンは年に数回。+10〜30%ボーナスのときに動くと、通常時より2〜3割得します。

例: マリオット → ANAマイル +30%ボーナス時

通常: 60,000pt → 30,000ANAマイル
キャンペーン: 60,000pt → 39,000ANAマイル

+9,000マイル=価値1.5〜2万円分のボーナス

公式メールとMIRAIRO Discord「#ana」「#jal」で動向をチェック。

心構え

「混ぜるな危険」
の運用

原則を持つ
・ホテルptは宿泊で使う
・マイルは航空券で使う
用途が違うものを安易に混ぜない

混ぜる(交換する)のは、使い道がない・キャンペーン時・少しだけ足りない等の合理的理由がある時だけ。

チェック

交換が合理的な
ケースは?

Q. ホテルポイントをマイルに交換する合理的な理由は?

「いつか使うかも」と思って
マイル不足の穴埋め・期限切れ前・キャンペーンボーナス時
ヒルトンpt余りの解消
正解! 「具体的な使い道がある」「キャンペーン中」「期限が迫る」のいずれかが揃う時のみ合理的。なんとなく交換は損です。
正解は「具体的な合理的理由がある時」。ヒルトンの交換レートは特に悪いので、安易な交換は損します。
まとめ

この章のまとめ

・マリオット: 60,000pt一括=30,000マイル
・ヒルトン: 交換レート悪い・原則NG
・IHG: 40社+提携・キャンペーン豊富
・原則は「ホテルptは宿泊で使う」
・交換は「保険」「キャンペーン」「穴埋め」のみ

次章は、ホテルポイントを最大価値にする出口──高級ホテル攻略(ホテラックス系含む)を見ていきます。

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