マイル上級コース
Ch1: ビジネス・ファースト特典の取り方
Chapter 1

ビジネス・
ファースト特典の
取り方

ビジネス・ファーストの特典航空券は、マイル活用の「最も価値が高い出口」

ただし座席枠は圧倒的に少なく、人気路線では取り合いになります。

どう考えて、どこを狙い、どうやって拾うか── この章ではその考え方と実践を整理します。
この章の数字は 2026年5月時点 のものです。最新の情報は各章の公式リンクで確認してください。
現実

上級クラスの
開放座席の現実

標準的な機材(200席クラス)で、特典航空券に開放されるビジネスクラス座席は…

1便あたり
3〜4席
が一般的

エコノミーと比べて圧倒的に狭き門。さらにANA「THE Room」(777-300ER)、JAL A350-1000の個室型新ビジネスクラス「JAL SKY SUITE」(2024年〜)など新ビジネスシートを搭載した機材では、人気路線でさらに取りづらさが加速。

上級者の視点:「数が少ないから取れない」と考えるのではなく、「数が少ないことを前提に取り方を設計する」のがこの章のテーマです。
考え方

狙い目路線を
探す3つの軸

固定の"穴場ランキング"は時期で変わります。上級者はランキングを追うより軸で探す

1シーズン変動なしの提携便
ANA提携航空会社特典・JALワンワールド特典はシーズン変動なし。繁忙期(GW・年末年始)に絶大な差が出る。
2需要が薄い地方路線・大陸内乗継
東京発より関空発のほうが空席が多いケース。欧州内・米国内・中国内の乗継便は取りやすい。
3燃油サーチャージ無料の航空会社を優先
シンガポール航空・ベトナム航空・ニュージーランド航空など燃油サーチャージが安い航空会社を優先。家族4人なら15万円以上の差になることも。実額は時期で変動するためANA公式(提携航空会社特典航空券 ご利用条件)で都度確認。

※ ベトナム航空はスカイチーム所属だがANAと個別提携あり、VN単独旅程のみANAマイルで予約可能(他社との組み合わせ不可)。JALマイルでは予約不可
チェック

確認クイズ

Q. ビジネスクラス特典狙いで最も効率的なのは?

SNSで話題の穴場路線リストを丸暗記する
シーズン変動なしの提携便・地方路線・燃油0円の3軸で探す
ANA自社便のみを追いかける
そのとおりです。固定の穴場リストは時期で変動するので、3軸で探す習慣に置き換えると長く使えます。
正解は「シーズン変動なしの提携便・地方路線・燃油0円の3軸で探す」。穴場リストを覚えるより、探し方の軸を身につけるのが長く使えます。
ヒント

穴場ヒント
(2026年5月時点)

以下はANA提携航空会社特典航空券チャート・往復ビジネスクラスの目安です。最新の必要マイル数は公式チャートでご確認ください。

路線必要マイル目安(往復ビジネス)
東京⇔イスタンブール
(TK・ターキッシュ便)
約65,000
日本⇔バンコク/デリー
(中距離ビジネス)
45,000〜60,000
東京⇔ソウル経由欧州
(OZ・アシアナ便)
75,000〜90,000
大陸内乗継
(ジュネーブ⇔チューリッヒ等)
短距離区間料金
グアム 5月下旬〜10月初旬通常枠
注意: 穴場リストは時期・季節・マイル改定で変動。MIRAIROの#空席情報・#特典航空券:発券報告のリアルタイム情報のほうが固定リストより信頼できます。
最新のマイル数は ANA提携航空会社特典航空券 で確認
タイミング

直前空席の
拾い方

ビジネス・ファーストは出発72〜24時間前が最もキャンセル放出されやすい時間帯です。

時期動き
355日前
(開放直後)
最初の抽選的な枠
180〜90日前個人旅行者の
キャンセル放出
72〜24時間前仕事・家族の事情で
直前キャンセル最多
出発当日稀に空席が戻る
上級者の定期巡回: 「取れなかった」で終わらず、72時間前・24時間前に再チェックする習慣で拾える枠が増えます。
比較

キャンセル待ちの
ANAとJALの違い

満席の便でも申し込んでおくと、誰かがキャンセルした時に自動で席が回ってくる仕組み。ANAとJALで申込ルールと「繰り上がった後の挙動」が違います。

ANA国際線
片道1便しか申込めない
・1区間につき申込めるのは1便だけ
・繰り上がった瞬間にマイルが即引き落とし
・有効期限が近いマイルだと、待っている間に失効するリスクあり
JAL国際線
複数便に申込めるが注意点あり
・1区間につき複数便に申込可(ANAより柔軟)
・注意点:往復で申込んでも往復2区間が揃わないと発券されない
・つまり片道だけ繰り上がっても航空券は出ない
JAL国内線はそもそもキャンセル待ち機能がない。満席なら、空席のある別便を探し直すしかありません。
実践のコツ
・ANA: 申込めるのは1便だけなので、本命便を1つ決めてから申込む
・JAL: 往復で狙うなら、片道は通常予約で押さえてもう片道だけキャンセル待ちにする方が確実
チェック

知っておきたい注意点

Q. ANAビジネス狙いで「前後3日の空席を比較」をオンにすると?(2026年5月時点)

比較が便利になる
ビジネス以上のクラスが非表示になる仕様がある
マイル数が自動で安くなる
そのとおりです。マイラーブログで広く報告されている注意点。ビジネス・ファースト狙いなら前後3日比較はオフで検索するのが鉄則(以前は「前後5日間」表記、現在は「前後3日」に変更)。
正解は「ビジネス以上のクラスが非表示になる」。これを知らずに"空席なし"と判断してしまう上級者もいる要注意ポイントです。
改定

2025年6月24日
以降のANA国際線

項目変更内容
必要マイルビジネス・ファースト中心に増加
片道発券国際線・提携特典で正式対応
キャンセル手数料マイル/カード選択可
予約変更複数乗継ぎは制限あり
注意点

上級者が
やりがちなミス

① 355日前にダメだったら諦める
実際は90日前・30日前・直前の放出で取れる事例が多い。
② 「前後3日の空席を比較」をオンにしたまま検索
ビジネス以上が非表示になる仕様。ビジネス狙い時はオフに(2026年5月時点で「前後3日」表記。以前は「前後5日間」)。
③ 1つの路線・日付に固執
目的地・時期・マイル種類の3軸を柔軟に振るのが上級者の王道。
体験談

メンバーの実例

MIRAIROで特典航空券を取ってきたメンバーの声:

「2年ほど羽田↔フランクフルトのビジネスを狙っていて、355日前はゼロ。諦めかけていた出発2週間前にキャンセルが出て取れました。"諦めない定期巡回"が上級者の基本技ですね」
── Tさん(入会2ヶ月)
Point: 上級者は「取れた体験」だけでなく「取れなかった期間」を共有して互いに諦めない文化を作っています。#特典航空券:発券報告 を定期的に覗くと勇気がもらえます。
まとめ

Ch1 で学んだこと

この章の要点

1. 上級クラスの開放は3〜4席。
"取り方の設計"が上級者の技術

2. 狙い目は3軸で探す
(提携便・地方/大陸内乗継・燃油0円)

3. 72〜24時間前のキャンセル放出を
定期巡回で拾う

今すぐやること

ANA/JALで行きたい国のビジネスクラス必要マイル数を確認
MIRAIRO #空席情報・#特典航空券:発券報告 を巡回
行きたい路線の「355日前」をカレンダーに登録
Chapter 1 完了!
ビジネス・ファースト特典を
取る考え方を一通り押さえました。
関連チャンネル
#特典航空券:発券報告 で発券事例を見る
#空席情報 でリアルタイム空席情報をチェック
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シーズン変動なし・燃油安の
"本当の主役" = 提携航空会社特典を
次章で深堀りします。
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