ホテル中級コース
Ch1: 単価を上げるコツ
Chapter 1

ポイントは
「使う場所」で決まる

同じ50,000ポイントでも、使う物件・時期によって価値は3倍以上違う。中級コースの最初は、ポイントの使用価値(1円/pt → 3円/pt)を意識的に上げる発想を身につけます。

この章の数字は 2026年5月時点 のものです。ダイナミックプライシングで日々変動します。
基本公式

使用価値の
計算式

使用価値(円/pt)
=(現金宿泊価格 − 税)÷ 必要ポイント数

例: 1泊80,000円のホテルに50,000ptで泊まる
(80,000 − 7,000) ÷ 50,000
1.46円/pt

マリオット平均(0.8〜1.0円/pt)の1.5倍、ヒルトン平均(0.5〜0.7円/pt)の2倍。狙うべきはこのライン以上

特徴

高単価が出やすい
物件3パターン

①リゾート系(沖縄・ハワイ)
現金1泊8〜15万円が60,000〜100,000ptで予約可。1.5〜2.5円/ptが出やすい
②都心の高級ブランド
リッツ東京・コンラッド大阪等。1〜2.5円/pt
③ピーク需要日
ゴールデンウィーク・年末年始は現金高騰。pt数は上がりにくいので、相対的に高単価に
マリオット

マリオットの
「ソフトキャップ」

マリオットには標準ルームの上限ポイントがあります(システム上のキャップ)。

ソフトキャップの目安
標準ルーム最高 130,000〜150,000pt

つまり、現金が30万円・50万円でも、必要ptは150,000程度で頭打ち。使用価値が3〜5円/ptに跳ねる瞬間はここで生まれる。

高級リゾート(リッツ、エディション、Wなど)の繁忙期に出やすい。

チェック

使用価値の
計算問題

Q. 現金1泊5万円(税7,000円含む)のホテルに、35,000ptで泊まれる。使用価値は?

約1.0円/pt
約1.23円/pt
約2.0円/pt
正解! (50,000 − 7,000) ÷ 35,000 = 約1.23円/pt。マリオット平均より高く、十分お得な使い方です。
正解は約1.23円/pt。(50,000−7,000)÷35,000=1.228...です。
ピーク日

ピーク日狙いの戦略

現金価格が爆上がりするタイミングは、ポイント宿泊の値打ちが跳ねる瞬間

時期現金高騰幅狙い目度
GW・夏休みピーク2〜3倍
年末年始2〜4倍最高
連休・3連休1.5〜2倍
祝日・季節イベント1.5〜2倍

逆に、平日のオフシーズンは現金が安いのでポイント宿泊の旨味は薄い。

タイミング

予約タイミングの
2つの正解

A: 早期予約(人気物件・繁忙期)
11〜12ヶ月前からアプリで毎週チェック。リッツ・エディション級は半年前で消える
B: 直前キャンセル拾い(柔軟な日程)
出発1〜2週間前に再検索すると、キャンセル分が出てくることがある
共通のコツ
キャンセル可能レートで仮予約 → より良い物件が出たら差し替える、という運用が中級者の定石。
応用

5泊目無料
の応用テクニック

パターン1: 5泊以下の旅行を5泊にする
4泊予定なら、もう1泊伸ばして5泊にすると最も安い1泊が無料に。トータルで安くなる場合がある
パターン2: 5泊で予約→4泊目に切り上げ
5泊予約しておき、現地で予定が変われば最後の1泊だけキャンセル(無料宿泊適用後の精算ルールを事前確認)

マリオット・ヒルトンとも適用条件が変わることがあるので、予約画面の表記を必ず確認。

チェック

マリオットの
ソフトキャップとは?

Q. マリオットのソフトキャップの説明として正しいのは?

標準ルームの最高ポイント数(約130,000〜150,000pt)
会員ランク別の年間ポイント上限
ポイント購入の月間上限
正解! 標準ルームの最高ポイント数が130,000〜150,000程度で頭打ちになる仕組み。これが繁忙期の高級リゾートで「使用価値3〜5円/pt」を生み出します。
正解は「標準ルームの最高ポイント数」。現金が高騰してもポイント数は頭打ちなので、繁忙期に高単価が出ます。
判断軸

取得単価との
合わせ技で判断

「使用価値が高い」だけで判断すると失敗します。取得単価との差が真のお得度。

例: マリオット 50,000ptを使う

取得単価: 0.5円/pt(ポイント購入セール時)
使用価値: 1.5円/pt(高級リゾート1泊)

差: 1.0円/pt × 50,000pt = 5万円分のお得

逆に取得単価0.7円のptを、使用価値0.6円の物件に使うのは損。

心構え

「お得」と
「使い時」の両立

初心者からのステップアップ
初心者: ポイントが貯まったら使う
中級者: 使う物件・時期を先に決めて、貯める

行きたい物件のカテゴリーを把握 → 必要pt数が決まる → 取得単価<使用価値の経路で集める。逆算思考に切り替わります。

まとめ

この章のまとめ

・使用価値=(現金−税)÷ 必要pt
・狙い目: リゾート/高級ブランド/ピーク日
・マリオットのソフトキャップ=130,000〜150,000pt
・5泊目無料の応用
・取得単価<使用価値が原則

次章は、ポイント購入セールを活用して取得単価を最も下げる方法を見ていきます。

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